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五十沢観音

如金山 喜覚寺

楯岡から国道13号を北進し、約11キロのところに横内の標識がありここから右折して行けば五十沢の集落に入る。
”いさざわ”とは狭い沢という意味でたしかに山の中の谷間になっている。杉木立の道路端から208段のゆるい石段をのぼると観音堂がある。
民間の俗信仰とかけ離れている真宗の寺が別当になっているのはここの札所だけである。
ここは「布引観音」ともいわれている。
昔この地方は麻の名産地であった。これは観音さまのご利益によるものだというのでお堂の下を通るときは馬から降り手綱を引いて通ることになっていた。
その手綱は布を織り合わせてつくられていたので”布引”とよばれるようになった。
元禄年間に山火事でお堂は焼失したがご本尊は無事であった。
その後源正坊という住職が再建したのが現在の観音堂である。堂内には大正14年に安置された三十三体の観音像がある。

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