トップ観光案内おすすめ観光コース最上巡礼の旅 > 第二十二番札所 延沢観音

ご予約は… 山形:023-622-7288 上山:023-672-2323


おすすめ観光コース

最上三十三観音「第二十二番札所 延沢観音」

<戻る

次へ>

延沢観音

祥雲山 龍護寺

尾花沢の市街から東南へ6.5キロのところに祥雲山龍護寺があって境内左側に観音堂がある。
ここ延沢は県立公園「御所山」の表玄関口で一つの部落の名にとどまらず近郷一帯の名称にもなっている。
銀や温泉で有名な”銀山”は延沢銀山である。
観音堂は寛文年間(1661〜73)延沢の土屋又三郎によって建てられた。
又三郎は仏門に深く帰依し宇治黄檗山の隠元禅師のもとで出家、観世音を抱き故郷の延沢に帰り龍護寺の境内にお堂を建てて観音像を安置した。
尊像は聖観世音で慈覚大師の作となっている。
観音堂は貞享元年(1684)改築されたが宝暦13年(1763)に山火事で焼失した。しかし尊像と隠元禅師の書は無事であった。
お堂はすぐ再建され現在のものは明治45年改築したもの。
龍護寺の山門は延沢城の大手門を移したもので本堂前にある石風呂は昭和52年五十嵐清一郎(細野)が文化財資料として納めたもの。

▲ページトップへ