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最上三十三観音「第二番札所 山寺千手院観音」

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山寺千手院観音

宝珠山 千手院

二番山寺とあり、ご詠歌も”みほとけのちかひはおもきりゅうしゃくじ”とあるので、二番の札所は立石寺にあると思う人が多い。ところが千手観音堂は、立石寺の前を通り抜けて、仙山線のガードをくぐり線路づたいに東へ入ったところにある千手院集落の入口から左手の山に建立されている。
山寺駅から徒歩で10分千手院の裏峰に草創当時の根本中堂とみられる遺跡が発見されたので、山寺の中心がこの千手院近くにあったのではないかという説もある。
本堂内には所せましとばかりに奉納の絵馬がある。こうした絵馬の奉納は他の札所にもみられることだが、ほかと違った趣があるのは、拝殿左側に西国三十三霊場の観音像がずらりと安置されていることだ。
山寺はご存知芭蕉の名句”閑さや岩にしみ入蝉の聲”にひかされて観光客の絶えないにぎやかさであるが、それにひきかえ千手院は巡礼者以外はもうでる人の姿もすくなく静かである。ところがこの近くに山寺霊園や水子地蔵などが整って、ついでの札所参拝がめっきり増えてきている。

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