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最上三十三観音「第三番札所 千手堂観音」

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千手堂観音

守國山 吉祥院

山形市の北端千手堂の集落にある。JRでは漆山駅から2キロ、旧国道13号線ではパス停千手堂から西へ徒歩で5分。老杉が茂る100メートルほどの参道があって、正面に正平5年(1350)斯波兼頼によって建てられた観音堂がある。
戦後朽ち荒れるままになっていたのを、昭和46年に解体修理したもの。無病息災、長寿延命の霊験あらたかな仏さまである。ご本尊の像高は175センチ、一木造りの立像で平安初期の作といわれ、残念ながら両手足が欠損しているものの慈悲あふれる柔和な容姿である。
明治36年国宝となり、昭和25年改めて国の重要文化財に指定された。
古文書なども保存されているので文化財の宝庫になっている。またこの周辺は古墳地帯で知られ石棺・土器が出ているので、古くから開けたところである。”花をみて”というご詠歌は行基菩薩の作と伝えられている。
このほか本堂内にはいろんな絵馬が奉納されているが、特に山形は最上流会田算左衛門の和算の発祥地であるせいか、きわめて難解な和算の算額がある。

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