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最上三十三観音「第四番札所 円応寺観音」

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円応寺観音

大慈山 円応寺

山形市街の北端、馬見ヶ崎川の流れに近いところに円応寺がある。 ここは門前町として栄えたところで寺院の名をとり円応寺町という。その中心地点に円応寺の観音堂がある。
羽州探題として斯波兼頼が山形にはじめて入部したのが延文元年(1356)で、山形城を造成する約2年の間はこの地を仮住居とした。そして聖観音像を守護仏として奉安し大慈山円応寺と名づけた。
兼頼はのちに最上家を名乗り、最上家が改易になる元和8年(1622)まで270年の長きにわたって歴代の城主は円応寺観音に対する信仰が厚かったようだ。また町人や百性も仮屋観音といって参拝するものが多かったという。
観音堂に入るとまず驚くのは大きな観音坐像である。木造金ぱくのふくよかな表情をしているのだが、首、肩、腕など6ヶ所で組み立てられている。そしてその胎内に本尊の聖観音が秘仏として安置されている。
高さ8センチの鍍金鋳鋼の座像で、三十三年ごとにご開帳される。したがって別名を腹ごもり観音ともいう。
ここの札所は他と違って本堂の壁や扉にお札を張りつけることは禁じている。

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