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最上三十三観音「第六番札所 平清水観音」

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平清水観音

前田山 耕龍寺

焼きものの里平清水の耕龍寺の境内にある平清水観音は十一面観音である。
後冷泉天皇(1049ー68)のころ、源頼義が奥羽の安倍貞任一族と戦ったとき、京都清水寺に戦勝を祈願し、見事に成就してがい旋の途中平清水を通った。その平清水が京都の音羽の滝に似ているというのて、京都清水から春日の作といわれる観音を勘請して安置したと伝えられる。
寺の門前を流れる小さな川を”恥ずかし川”という。平安の昔、この地で没した父左近衛中将の墓を訪ねんとしてはるぱる京都からたどりついた十六夜姫が、身をつくろうとして川面をのぞいたところ、あまりのやつれ方に”いかにせんうつる姿はつくも髪わが面影は恥ずかしの川”と詠んだ和歌からこの川の名が生まれたと伝えられる。
橋を渡って100メートルほどゆくと立派な山門があって、ここに大きな鐘がつってあり参詣する人たちが鐘をつく。鐘楼が傷んでしまったからだということだ。
お堂の左手を約200メートルゆくと階段式の霊園をのぼりつめて観音堂がある。この霊園でのお盆の送り焚火は有名である。
観音堂の左手に地蔵堂があり、裏手に馬頭観世音の石塔が建っている。また同じ千歳山の中腹の反対側には商売繁盛の岩五郎稲荷があり、悲恋阿古耶姫にまつわる萬松寺がある。

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