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最上三十三観音「第八番札所 六椹観音」

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六椹観音

六椹山 宗福院

山形市街地の南、八幡神社の南側に接する鉄砲町にある。
寺伝によれば八幡太郡義家が、この観音に戦勝を祈願した。ムツクヌギは「陸奥苦抜」だと伝えられてもいるが、語呂合わせのようだ。参道入口の「六椹最上八番霊場」と並んで「下乗」の高札がある。
殿様といえども駕篭から降りなければならないほど格式が高いというようだ。これは山形城を開城した斯波兼頼以来最上家歴代の城主が、鎮護を祈願して寺領を与え信仰したのだが、最上家改易後も徳川幕府は寺領を認め、五代綱吉は葵の紋章入りの御簾を、八代吉宗は高野槇を献上している。
その槇は今も境内に亭々として樹齢300年をほこっている。
このようなことから「下乗」の高札があるのだという。そして他の札所と違って護摩壇があって、悪霊退散・幸福招来の護摩をたき続けている。これは徳川幕府の恩顧にむくいるため、護摩をたいて将軍家の繁栄を祈祷したことから始まったようである。
境内には天台宗の開祖伝教大師の修業の心得を論した「一隅を照らすもの」の石碑が建っている。参道に子育て地蔵尊が建ち参拝者が多い。

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