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最上三十三観音「第十三番札所 三河観音」

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三河観音

観音山 常福寺

じゅうたんとファッションニットの生産では全国一といわれる山辺町。
その家並みが切れる南へ1キロのところ、須川にかかる橋のたもとに三河観音がある。
この辺一帯は須川が氾濫する低湿地であったが、近年堤防工事が進み洪水も出なくなったが、新たに山形方面に抜けるバイパス道路ができたので、観音通りは裏街道になってしまった。
ご本尊は聖観音で、一度も開帳されたことがない。しかし、行基が1番札所の若松観音と同じ材料の木を使って彫刻したと伝えられているので、今からおよそ1300年前の和銅年間ということになる。
昔から村の鎮守仏として信仰を集め、霊験あらたかなことが伝えられている。
参道右手に大きな石灯ろうがあり、滝山村小立(現山形市)の荒井作蔵翁が大正4年に納めたもの。正面の柱に掛けてある納豆鉢に納等婆爺(なっとうばち)町内安全と書いてある。
じいさんもばあさんも等しく納まってこそ家庭も、ひいては町内も平和であるというのであろう。男女ともども平等のあらわれか。

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