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最上三十三観音「第二十九番札所 大石田観音」

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大石田観音

石水山 西光寺

大石田町の旧町内にある西光寺の境内に大石田観音がある。
この観音さまの由来は徳川時代に入ってからのことで最上三十三ヶ所のうちでは最も新しい。
観音堂は寛文10年(1671)最上川に浮かんだ大きな木材で建立された。
明治3年(1870)町の大火のため延焼したが尊像だけは取リ出して無事であった。
現在のお堂は2年後に再建されたもの。門前に巨大な二体の仁王像がある。
慶応3年(1867)町の彫刻師柴田文蔵が東京浅草の仁王像を手本にして彫ったもので、高さは5メートル近い。
右は男で左は女仁王となっている。 この像の股をくぐれば幼児のハシカも軽くすみその他災難よけ、知恵の発達が早いなど地元の人たちから信仰されている。
境内に芭蕉がつくった「五月雨をあつめて涼し最上川」の句碑がある。
”奥の細道”では「涼し」のところが「早し」となっているのだがこれは芭蕉がここ大石田に3日間滞在しているとき、地元の俳人たちと連句の座をひらきそのとき”わりなき一巻”を残していった。
その原本に「涼し」とある。あとで最上川の急流(清川辺り)をみて「早し」と書き改めたものであろう。

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