トップ観光案内おすすめ観光コース最上巡礼の旅 > 第三十番札所 丹生村観音

ご予約は… 山形:023-622-7288 上山:023-672-2323


おすすめ観光コース

最上三十三観音「第三十番札所 丹生村観音」

<戻る

次へ>

丹生村観音

高尾山 般若院

大石田から尾花沢に戻り県道尾花沢ー最上線を赤倉温泉に向けておよそ6キロのところに丹生村観音がある。
二藤袋から丹生川にかかる西正厳橋を渡り宮沢の集落から左手山すそに向けて田んぼを行くと農家が点在する。
標識がないので分かりにくいが農家の庭先を通って急な坂道を登るとすぐ観音堂につく。静まりかえった木立の中に格子戸にすき間もなく結び納札のあるお堂が鎮座している。
むかし一人の行脚の老僧がきてこの地で病気になった。
村人にみとられながら永眠した。村人は老僧のいい遺した通リお堂を建てて聖観音を安置した。これが丹生村観音のはじまりという。
この観音堂の格天井にはめられた鏡板の絵は他の札所ではみられない立派なもの。
この絵がいつのころ納められたかは明確でないが図柄や色彩からみて明治の中頃だろうとみられる。
三十三ヶ所にかかわる事柄を絵にして納められている。30番の札所を打つと村山地方を終わりいよいよ山刀伐峠の難所を越えて最上地方の札所に入る。

▲ページトップへ